『大衆運動 新訳版』
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ISBN:4314011890
【沖仲仕の哲学者・ホッファー 生誕120年記念】
宗教運動、民族主義運動、ナチズム、共産主義……いったい何が人々を集団行動にのめりこませたのか?
古今東西の大衆運動の特に狂信的段階を考察し、それらに共通する特性をあぶりだしながら、運動の発生・拡大のダイナミクスを活写する。
現代におけるナショナリズムや排外主義の台頭、テロリズム、カルト活動などを理解するうえでも示唆に富む社会思想の古典的名著の新訳版
《目次》
序文
第1部 大衆運動の魅力
第1章 変化を求める欲望
第2章 身代わりを求める欲望
第3章 大衆運動の互換性
第2部 運動に参加する可能性のある人々
第4章 社会における好ましからざる人々の役割
第5章 貧困者
第6章 不適応者
第7章 極端な利己主義者
第8章 無限の機会を前にした野心家たち
第9章 少数派
第10章 退屈した人々
第11章 犯罪者たち
第3部 統一行動と自己犠牲
第12章 序
第13章 自己犠牲を促進する要因
第14章 統一の原動力
第4部 運動の発端から終焉まで
第15章 言論人
第16章 狂信者たち
第17章 実務的な活動家
第18章 良い大衆運動と悪い大衆運動